浴槽水オゾン消毒殺菌システム「セラゾン」トッピックス

ケアハウス「すくも」

「塩素で安心できますか?循環式浴槽のレジオネラ菌対策」(完オゾ『セラゾン・ミニ』を導入して」

* 当ケアハウスの浴槽は以前、塩素式循環ろ過機器を使用していましたが、塩素の国からの規定濃度を守っても、塩素殺菌は100%安心出来ないと実感していました。
施設は、清流四万十川の中流に位置しており、施設排水の環境保全には地域ぐるみで充分配慮をしていましたが、折りしもその頃、NHKニューズで、完オゾ「セラゾン」のこと知り機器見学と、検証データーを確認して、平成15年9月既設の塩素ろ過機器へ完オゾ装置「セラゾン・ミニ」を改修工事を行いました。
経費削減について、此れまでの塩素殺菌時代は、1週間に1回の換水に対して、完オゾ導入後は1ヶ月以上の換水により、約300トン近い節水や重油代、浴槽・配管洗浄の清掃代等のコスト削減と何よりも、レジオネラ菌ノロウィル等あらゆる浴槽感染事故の不安から開放されたことです。
実際、当施設でも一度だけ、持ち込みによる施設内感染がありましたが、感染経路の特定や浴槽水のノロウイスル検査の徹底対処で感染拡大を最小に閉じ込め無事に事なきを得ましたが、入浴に措ける水系感染の心配を微塵もしてなかった事に気付きました。
こうした経験を、高齢者福祉施設で、同じお悩みの方も多いとお聞きし、全国老人福祉施設協議会(平成17年第62回新潟全国大会)と平成18年度全国老人福祉施設研究会議(札幌大会/第5分科会)へ浴槽感染防止の事例発表をさせて頂きました。
機器の費用は、男女浴槽合計(18㎥/H<4.5トン浴槽2個>)工事費込みで約600万円(リース/金額約10万円)水道水や重油のメーターが全館一元管理になっており、詳細削減コストは不明ですが、年間トータルでは、導入前のランニングコストと、リース代金の相殺は可能で、今後更に、完オゾメーカーの浴槽感染防止PL保険の安心・安全を「長期循環水使用」で大幅コスト削減と、今後想定される、新南海震災の際の地域の方々への対応など公衆衛生全般の対応支援を検討したく考えています。

* 平成23年11月吉日
ケアハウス「すくも」施設長 藤田卓也
<平成15年9月導入(8年間使用)既設の塩素ろ過へ追加工事>